生音に限りなく近い、世界最高峰のハイエンドアンプ

Audio Waveはロンドンの中心部から東へ65kmほど距離に位置するテムズ川北岸の海岸リゾート都市、エセックス州南部の“サウスエンド・オン・シー”を拠点とするハイエンドブランドで、オーディオマニアのGrant Hanan（グラント・ヘイナン）によって2007年に設立されました。

アフリカ南部の共和制国家であるジンバブエ生まれのグラントは、幼少の頃から楽器や電子機器に興味を示し次第に音楽に目覚めていきます。5歳の頃にはドラムを習い始め、10代になるとバンドを結成し現在もバンド活動を続けているという根っからの音楽好き。そんなグラントは、高校を卒業すると精密機械のメカニックや修理業務に携わり、その後ジンバブエのカーオーディオ・プロショップで修理やインストレーションを学びます。しかしながら当時ジンバブエでは政治的失策が続き経済や治安が悪化していたため、1999年に家族と共に生まれ故郷のジンバブエを離れイングランドに移住することになります。イングランド移住後はSony、Pioneer、JVC、Clarion、Panasonicなど日本の大手電子機器メーカーを多数扱うディーラーに入社し、新しく修理部門を立ち上げます。そこでは本格的なカスタムインストールにも携わり、ビートルズの元メンバーであるリンゴ・スターを父に持つザック・リチャード・スターキーなどの著名人たちのクルマも多数手掛けました。

そして、これまで積み重ねてきた数多くの経験から独自のパワーアンプを開発する事を決意し、音響メーカーAudio Waveを立ち上げます。グラントは「生音に限りなく近い音を忠実に再現できるパワーアンプ作り」を目指し、それまで培ってきた数多くの知識や経験を活かして同年にデビュー作となるモノブロックパワーアンプCR-200を発表します。さらに、その後モノブロックパワーアンプCR-200Xや、デュアル・モノブロックパワーアンプCR-400を発表。それらをインストールした車両がカーオーディオ・コンペティションEMMA（エマ）2009シーズンのエキスパート・アンリミテッドクラスで優勝したことから、Audio Waveブランド名を世界に知らしめることになるのです。

納得できる音に到達するまで、幾度となく 試聴テストを繰り返し完成した銘機CRシリーズのパワーアンプ。これらはすべて、こだわりのハンドクラフトにより生産される珠玉の逸品なのです…。